身も心も・・・2
若い人にこそ『山の郵便配達』のような映画をすすめたい。
地味な映画なのだろうなあ、と思いながら映画館に足を運ぶ。
おじいさんと息子の物語だという。
ところがおじいさんなんてとんでもない。
私と同い年くらいの父親、息子も20代の青年だ。
3日間で210キロの道のりを歩いて郵便を配達する仕事から、リタイアして息子にバトンタッチするというのが主軸になって、ただそれだけなのに人生のいろんな断片を見せてくれる。
3日間で120キロを歩き続けるには厳しい年齢である。
老境に入っていくことは否めない、しかし、と私はしつこく自分を重ね合わせてしまう。